帯の結び目を美しく広げることにお悩みの着付師さんへ
創作帯結びやお太鼓結びなど、袋帯の帯結びの際に結び目が大きくなりふくらんで困った経験はありませんか?
また結んだあと、たれ元を広げたいのに、綺麗に広げられなくて悩まれた方も多いかと思います。
私もその一人でした。
そこで、どうしたら結び目(たれ元)から綺麗に広げることが出来るのかを徹底的に研究し、このテキストにまとめました。
創作帯結び(振袖用帯結び)の場合
この方法で帯を結びますと、たれ元を結び目近くから広げることが出来ますので、一枚目の羽根が簡単に美しく作ることが出来ます。
結び目のふくらみが一切ありませんので、結び目が邪魔をすることがなくスムースな帯結びの流れを作ります。
遊び分(あまり分)を必要としない為、通常の結び方よりも帯を長く使用できますので創作帯結びの幅が広がります。
お太鼓結びのアレンジ・変化結びの場合
結び目のふくらみが気になりませんので、厚みのある(見た目の悪い)お太鼓にならず、安定した上品なお太鼓結びが可能となります。
結び目すぐ(たれ元)から帯幅いっぱいに広げられますので、ふくよかな方でもお太鼓の柄合わせがしやすくなります。
帯につく折りシワを最低限にすることが可能となります。
A4サイズ×8ページ(写真は37枚!)
手順を解説したPDFファイルとなります。動画は含まれません。
このテキストの動画は「
着付師【4】帯結び(1−1)帯の巻き方・結び方・台座の固定方法【動画】」に収録しております。併せましてご利用頂きますとより理解が深まります。