着付師【4-4】帯結び●短い帯のお太鼓結び

短い帯でも美しいお太鼓結びに仕上げる方法をご紹介します


このテキストは、着付師さんを対象としました「短い帯のお太鼓結び」のテキストです。最短の長さでお太鼓を結びます。帯の長さが充分でなくても、最短の長さで仕上げる方法を知っていれば美しいお太鼓に仕上げることが可能となります。
美しいお太鼓に仕上げる為の方法を、数多い写真にて解説しています。

私の行っている無駄のない流れの帯結び、テクニックをご覧頂けます。

お太鼓結び(一重太鼓・二重太鼓)を美しく仕上げる


お太鼓結びは簡単な流れですが、長さが足りなかったりごわつきのある帯、厚みのある帯の場合流れがスムーズに行きません。
しかし考え方を変えることで、膨らみ過ぎるお太鼓にはならず美しさを保った上品なお太鼓に仕上がります。

短い帯だから・・・と言い訳しなくて済みます


帯結びで長さが短い時には何となく「こちらの帯は短めなので・・・」と着付師の言い訳が始まります。
しかし短めでも充分に美しく仕上げられる方法を知っていれば言い訳がましいことを言わずに済みます。お客様にご覧頂ければ、美しさをご納得いただけますので、苦労話をすることがありません。

短めの帯でも充分な長さとして使用できますので柄合わせの問題も解消されます


お太鼓の下線とたれは、柄がつながるようになっています(お太鼓柄を除く)。
この柄がぴったりと合って、初めて美しい帯結びの完成となりますが、帯の長さが充分でないと難しいものです。

このテキスト内でお伝えする最短の長さで仕上げる方法でしたら、お太鼓の柄合わせも充分な帯を用いることが可能となりますので、出したい柄を確実に出すことが可能となります。

※ふくよかすぎる方、帯の長さが極端に短い帯の場合は不可能な場合もございます。

帯を傷めない流れとなっている為、帯に優しい結び方です


刺繍が多く施されている帯、金糸や銀糸、螺鈿など使用の帯の場合、帯を傷めてしまう帯の結び方ではお客様のご迷惑となります。そうならないよう、帯を大切に取り扱う流れとなっています。
帯をシワシワにしない流れとなっています。

テキスト内は一重太鼓として枕を背につける流れになっていますが、二重太鼓でも同じです



短い帯でも最短で結ぶことが出来る流れとなっていますので、一般的な帯結びでは仕上げられないような場合でも、この方法でしたら不可能を可能にし、美しいお太鼓結びを仕上げることが出来ます。

手先の長さを、仕上げ直前で調整可能


お太鼓の形が出来上がり、手先を通して完成!
この直前で手先の長さが短いことに気付き何とかしたいと思ったときにも、簡単に対応できる為安心です。
美しい仕上がりにする流れは途中からでも対応できますので、手先を短めに決めてしまっても不安にならず帯結びを進められます。

最短で結ぶことが可能なため、前の柄を自由に決めることが出来ます


前の柄は一番美しい部分を、この部分を出したい!というご要望にも容易に対応できます。
一切の無駄がなく、遊び部分を充分に作り出していますので思いのまま進められます。

テキスト内にはポイント満載です


現場で即対応できるよう、お役立て頂けます様ポイント満載で作成しています。


A4サイズ×7ページ(写真35枚)

販売価格 3,850円(税350円)


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小春

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